1 00:00:28,250 --> 00:00:32,125 任務10 緑鳳の復讐(りょくほう ふくしゅう) 2 00:00:39,750 --> 00:00:45,875 お前は7人の影の殺し屋で 最弱だと言われてる 3 00:00:46,375 --> 00:00:48,833 だが最も賢いらしい 4 00:00:49,750 --> 00:00:51,416 本当なのか 5 00:00:52,291 --> 00:00:54,833 確かめてみよう 6 00:01:55,250 --> 00:01:56,750 師匠 7 00:01:56,833 --> 00:01:57,958 すまない 8 00:01:58,875 --> 00:01:59,916 遅かった 9 00:02:14,041 --> 00:02:15,541 師匠 10 00:02:23,125 --> 00:02:27,250 ヤツの剣は“恐怖の剣”と 呼ばれてる 11 00:02:27,791 --> 00:02:34,125 実際の攻撃と見分けが つかないほどの幻覚を見せる 12 00:02:35,583 --> 00:02:37,916 ヤツに勝つには—— 13 00:02:39,416 --> 00:02:41,666 己の恐怖を克服しろ 14 00:02:43,333 --> 00:02:47,208 右腕は失ったはず この攻撃は幻覚だ 15 00:04:32,208 --> 00:04:34,666 シザー・セブン 暗黒の宿命 16 00:04:43,083 --> 00:04:45,291 強烈な攻撃だった 17 00:04:46,083 --> 00:04:51,000 私の部下が合金製の ロボットでなければ 18 00:04:51,083 --> 00:04:55,041 お前の剣に 突き刺されていた 19 00:04:56,291 --> 00:04:59,541 これまで実力を隠してたな 20 00:05:00,250 --> 00:05:05,500 影の殺し屋の中で 一番強いのはお前だ 21 00:05:08,000 --> 00:05:12,125 暗殺組織の首領が スータンのロボットを—— 22 00:05:13,000 --> 00:05:15,583 部下にするとは意外だ 23 00:05:18,625 --> 00:05:22,000 本気で驚いているのか? 24 00:05:22,666 --> 00:05:27,750 殺し屋は任務のためなら 卑劣なこともやる 25 00:05:28,291 --> 00:05:30,875 手段を選ばない 26 00:05:39,625 --> 00:05:42,875 確かに俺の弱点を 知ってるようだ 27 00:05:43,500 --> 00:05:47,541 だが俺を殺す機会は もう失われた 28 00:05:58,875 --> 00:06:02,416 お前を殺す手段が 他にないと? 29 00:06:03,291 --> 00:06:05,166 なぜ そう思う? 30 00:06:09,333 --> 00:06:13,708 全ての感情を封じて 殺そうとしてた 31 00:06:14,375 --> 00:06:19,458 部下が攻撃する可能性も 当然 想定してた 32 00:06:20,166 --> 00:06:25,125 だが彼女の攻撃を受ける前に 俺を刺せると考えた 33 00:06:25,875 --> 00:06:28,458 全てを賭けた攻撃だ 34 00:06:28,541 --> 00:06:31,333 他に殺す策は ないはず 35 00:06:32,666 --> 00:06:33,833 どうかな 36 00:07:03,958 --> 00:07:07,916 あら まあ かわいそうな子ね 37 00:07:08,000 --> 00:07:11,208 師匠は助けに来ないの? 38 00:07:16,291 --> 00:07:18,166 私には関係ない 39 00:07:18,791 --> 00:07:22,708 素性を隠すため 彼女を弟子にした 40 00:07:23,625 --> 00:07:27,750 二刀流の師匠だと 思わせるためだ 41 00:07:28,833 --> 00:07:32,208 彼女は一つの駒にすぎない 42 00:07:45,708 --> 00:07:50,166 私はお前の師匠 だが お前は何でもない 43 00:07:51,458 --> 00:07:55,583 お前が危険な目に遭っても 助けない 44 00:07:56,541 --> 00:07:59,083 それが殺し屋というもの 45 00:08:01,541 --> 00:08:05,166 花の香りが 1時間 彼女を守る 46 00:08:05,708 --> 00:08:08,208 ヘビが食べたがってる 47 00:08:09,125 --> 00:08:14,166 あなたは走るのが速い すぐ来れば助けられる 48 00:08:26,166 --> 00:08:30,625 気持ちが揺れ動いてるのを 感じる 49 00:08:35,875 --> 00:08:37,875 話してないで戦え 50 00:10:17,708 --> 00:10:19,916 彼女が侵されてる毒は 51 00:10:20,000 --> 00:10:24,333 “みんなを巻き込む毒”と 呼ばれる 52 00:10:25,250 --> 00:10:28,333 彼女を助ければ あなたも毒される 53 00:10:30,125 --> 00:10:32,125 毒の効果は まだ軽い 54 00:10:32,208 --> 00:10:35,208 今 彼女を手放せば助かる 55 00:10:37,333 --> 00:10:38,166 まあ 56 00:10:38,958 --> 00:10:40,458 怒ったの? 57 00:10:40,541 --> 00:10:44,416 キスしてくれたら 解毒剤をあげようか 58 00:10:55,083 --> 00:10:56,666 服を汚された 59 00:10:58,125 --> 00:11:01,125 毒で弱ってるはずなのに 60 00:11:11,458 --> 00:11:12,291 師匠 61 00:11:13,333 --> 00:11:15,000 計画は台無し? 62 00:11:18,500 --> 00:11:19,750 勝負は—— 63 00:11:20,458 --> 00:11:22,291 私の負けだった 64 00:11:23,416 --> 00:11:27,000 首領が命を惜しんだから 私は生き残れた 65 00:11:29,458 --> 00:11:31,250 復讐は失敗だ 66 00:11:31,791 --> 00:11:34,208 私は殺し屋に追われる 67 00:11:36,083 --> 00:11:40,125 私を助けなければ 逃げられたのに 68 00:11:44,625 --> 00:11:47,833 お前に真実を話す時が来た 69 00:11:50,458 --> 00:11:52,333 私は青云(チンユン)国の王子 70 00:11:53,041 --> 00:11:57,583 復讐のため首領を殺したくて 殺し屋同盟に入った 71 00:11:58,625 --> 00:12:02,708 だが首領はいつも 影の殺し屋に囲まれて—— 72 00:12:03,208 --> 00:12:04,708 隙がなかった 73 00:12:05,791 --> 00:12:11,041 1体1で戦う機会を 作る必要があった 74 00:12:11,750 --> 00:12:15,000 そうすれば倒せると思った 75 00:12:15,583 --> 00:12:20,666 チキン島で七と赤牙の戦いを 見て計画を思いついた 76 00:12:22,583 --> 00:12:25,708 お前を利用して 七を玄武国に呼んだ 77 00:12:26,375 --> 00:12:28,708 黒氷刀(こくひょうじん)で毒を与えた 78 00:12:29,458 --> 00:12:33,583 七が暴れれば 殺し屋が追うと分かってた 79 00:12:34,291 --> 00:12:38,333 その時こそ 首領を倒すチャンスだ 80 00:12:41,958 --> 00:12:45,875 お前を危険にさらすと 分かってた 81 00:12:49,375 --> 00:12:50,375 つまり—— 82 00:12:51,291 --> 00:12:52,791 お前を利用した 83 00:12:55,666 --> 00:12:58,416 お前を弟子にしたのは—— 84 00:12:58,916 --> 00:13:05,250 私が二刀流の使い手だと 印象づけて素性を隠すためだ 85 00:13:06,791 --> 00:13:09,791 二刀流は 私の最強の技ではない 86 00:13:10,625 --> 00:13:14,500 お前に青云国 最強の剣を 伝えたい 87 00:13:15,375 --> 00:13:17,541 “青云の水流剣” 88 00:13:40,291 --> 00:13:41,125 十三 89 00:13:42,250 --> 00:13:45,916 これまで二刀流で 鍛錬してきた 90 00:13:46,666 --> 00:13:49,833 青云の技の習得には 時間がかかる 91 00:13:51,208 --> 00:13:52,625 私は時間がない 92 00:13:54,041 --> 00:13:58,791 玄武国 北部に 技を教えられる者がいる 93 00:14:18,458 --> 00:14:22,291 8歳から囲碁で 負けたことがない 94 00:14:23,166 --> 00:14:26,708 父と師匠は 私の賢さと冷静さを褒めた 95 00:14:27,583 --> 00:14:31,083 だが私は人に大切な絆を—— 96 00:14:32,458 --> 00:14:34,833 軽視してきたようだ 97 00:14:51,791 --> 00:14:54,083 体内に毒がある 98 00:14:54,750 --> 00:14:57,250 気を使える体ではない 99 00:15:35,250 --> 00:15:37,250 簡単には死なない 100 00:17:11,541 --> 00:17:13,750 師匠は本当に強い 101 00:17:13,833 --> 00:17:18,250 弱者を救うために 命を賭けたら もったいない 102 00:17:19,708 --> 00:17:22,916 人生は囲碁と違うのだ 103 00:19:27,416 --> 00:19:30,125 日本語字幕 藤井 幸子