1 00:00:02,000 --> 00:00:07,000 Downloaded from YTS.MX 2 00:00:05,000 --> 00:00:10,760 {\an8}祖母アンリエッタへ 1959年~2016年 在ラ·デファンス 3 00:00:08,000 --> 00:00:13,000 Official YIFY movies site: YTS.MX 4 00:00:13,320 --> 00:00:15,360 少し曖昧な記憶 5 00:00:18,120 --> 00:00:21,320 祖母と台所の窓辺にいた 6 00:00:21,480 --> 00:00:23,000 10歳の私に─ 7 00:00:25,440 --> 00:00:28,080 59年当時は高層だった 8 00:00:28,240 --> 00:00:30,320 建物の話をした 9 00:00:31,760 --> 00:00:33,640 台所の同じ窓から 10 00:00:33,800 --> 00:00:35,480 セーヌ川が見えたと 11 00:00:39,480 --> 00:00:40,520 そして 12 00:00:41,600 --> 00:00:43,000 年月と共に 13 00:00:44,360 --> 00:00:47,480 周囲の建物は高くなり 14 00:00:47,640 --> 00:00:49,040 目の前に迫る 15 00:00:51,400 --> 00:00:52,680 ついにある日 16 00:00:52,840 --> 00:00:56,920 向かいの窓が反射した 17 00:01:03,280 --> 00:01:05,280 心臓を患った祖母は 18 00:01:05,840 --> 00:01:07,320 家を退去した 19 00:01:11,080 --> 00:01:13,920 1年後 気分が落ち込み 20 00:01:14,920 --> 00:01:17,360 摩天楼を描くために 21 00:01:17,520 --> 00:01:19,440 再訪することにした 22 00:02:20,280 --> 00:02:21,240 1日目 23 00:02:21,400 --> 00:02:22,560 朝7時30分 24 00:02:22,960 --> 00:02:25,000 ラッシュアワーだ 25 00:02:25,160 --> 00:02:27,040 人々の足音が響く 26 00:02:27,880 --> 00:02:29,280 道が分かるから 27 00:02:29,440 --> 00:02:31,920 誰も周囲を見ない 28 00:02:33,880 --> 00:02:36,920 コーヒーの香りが漂ってくる 29 00:02:39,360 --> 00:02:41,440 周りは動いてるけど 30 00:02:42,400 --> 00:02:43,840 習慣のせいか 31 00:02:44,200 --> 00:02:45,960 静物だけを描く 32 00:02:52,600 --> 00:02:53,920 2日目 33 00:02:54,080 --> 00:02:55,600 ネットの記事 34 00:02:56,520 --> 00:03:00,160 "70もの美術品が展示されている" 35 00:03:00,440 --> 00:03:04,400 "ラ·デファンスは 欧州最大の野外美術館だ" 36 00:03:06,080 --> 00:03:09,320 なぜ気づかなかったのだろう 37 00:03:11,280 --> 00:03:13,840 "イカリア" "ウインドソックの輪" 38 00:03:14,000 --> 00:03:15,840 "記念噴水" "タコ" 39 00:03:16,000 --> 00:03:17,240 "機械鳥" "シグナル塔" 40 00:03:17,400 --> 00:03:18,680 "ハイフン" "都市の人々" 41 00:03:18,840 --> 00:03:20,160 "街灯上の車" "睡蓮" 42 00:03:20,320 --> 00:03:22,000 "不定の二重線" "3本の木" 43 00:03:22,160 --> 00:03:24,160 "ラ·デフォンス" "父祖の足跡" 44 00:03:24,320 --> 00:03:26,880 "二人のファンタスティックな人物" "モレッティの煙突" "親指" 45 00:03:29,920 --> 00:03:31,280 "赤い蜘蛛" 46 00:03:35,080 --> 00:03:36,240 5日目 47 00:03:36,960 --> 00:03:39,280 朝 裸足の男がいた 48 00:03:40,120 --> 00:03:42,080 新凱旋門で寝ている 49 00:03:43,480 --> 00:03:45,480 誰も気に留めない 50 00:04:03,640 --> 00:04:04,640 6日目 51 00:04:07,400 --> 00:04:10,840 西風が強いことを思い出した 52 00:04:16,120 --> 00:04:17,600 男は今朝もいた 53 00:04:22,160 --> 00:04:24,400 何の夢を見てるのか? 54 00:05:05,120 --> 00:05:06,160 13日目 55 00:05:07,520 --> 00:05:09,000 毎日の儀式 56 00:05:10,120 --> 00:05:12,200 男は朝一番の画題 57 00:05:13,560 --> 00:05:16,800 男への理解が日ごとに深まり─ 58 00:05:18,600 --> 00:05:21,320 体の輪郭が語ってくるよう 59 00:07:17,480 --> 00:07:21,040 28日目 もう何日も姿を見ない 60 00:07:22,200 --> 00:07:24,200 男を捜して 61 00:07:24,360 --> 00:07:26,560 地区中を歩き回った 62 00:07:26,920 --> 00:07:29,520 男は跡形もなく消えた 63 00:07:38,680 --> 00:07:41,280 摩天楼が退屈になった 64 00:07:42,160 --> 00:07:43,880 もう行くのはやめる 65 00:10:40,120 --> 00:10:44,880 1983年 "現代の凱旋門 希望の象徴だ" 66 00:10:45,040 --> 00:10:48,880 "将来人々は自由に出会うだろう" 67 00:10:49,040 --> 00:10:51,320 "人類の勝利の門の下で" 68 00:10:51,480 --> 00:10:55,240 新凱旋門の建築家 スプレッケルセン 69 00:11:48,120 --> 00:11:51,000 日本語字幕 金敬淑 70 00:11:51,160 --> 00:11:54,040 Subtitling TITRAFILM